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「怪盗ディモンシェと時ノ旅ビト・解答編」 第弐ノ時ノ停車場

答えとして導かれるのは、3つの文字らしい。
しかも、途中で「の」と書かれていることから考えるに、
ほぼ確実に日本語、文字数から漢字の可能性が高いかも…と思った。

それぞれの文字に対応する数字がヒントとして書かれている。
「A⇒12-6,9-3」「B⇒8-2,5-11」「C⇒1-7,10-4」
これらは一見引き算のように見えるけど、どの数字の組も時計上で真向いの数字だ。
引き算というより「数字をつなぐ」という意味なのではないだろうか。

問題に少し光明が差したとき、次の停車駅への到着を告げるアナウンスが流れ、
新たな地の風景が晴れゆく霧の中から現れた。

第弐ノ時ノ停車場
(※ 著作関係がある場合がありますので HP上ではモザイクが入っております)

美しい夕日に照らされた、とても広い敷地とその奥に歴史を感じる建物。
しばしその茜色の空に見入っていると、どこからともなくあの声がした。

『わー、きれいな夕日♪
 今度、盗みに来ようかなぁ、アハハ♪』

あなたのことはわすれていました、どうでもいいわそんなこと。
わたしはただただあなたをわすれて、めのまえのものをみたいだけ。
…あぁ…あの声を聞くと心が軽く荒み、軽く壊れてしまう自分を感じていた。

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