茶荘歩香 トップイメージ

「怪盗ディモンシェと6匹の魔法使い」・ナゾ5

さて、つぎのナゾに参りましょう。

ナゾ5
(画像クリックで拡大します)

またも数字が絡んだナゾですね。
何やらアルファベットが矢印で繋がり、L=12だと示しています。
そしてその下には、アルファベットを絡めた数式が…

枠内のアルファベットが数式で使われているので、当然これらが数字に置き換わり、
計算をすると、条件に合った文字なりに変換できるという流れはおわかりでしょう。
もちろんその通りです。

ではまず条件として提示されている 【T-L=「ク」】です。
素直にLが12であることからアルファベットの順番で数字に置き換えると考えて、
T=20となり、T-L=20-12=8 で五十音8番目の文字「ク」と成立します。

この前提に立って、さらにその下にある数式に数字を当てはめ計算してみましょう。
1つ目 … R-A=18-1=17 となり、五十音17番目「チ」となります。
2つ目 … (R×L-B)÷A-S=(18×12-2)÷1-19=195…????
さすがに五十音195番目というのは存在しません…よね?
ということは、この考え方は間違っているということです。まさにこちらの狙い通り。
そもそも、この考え方だと枠内のナゾそのものを無視しちゃうことになりますよね。
この間違いをされる方が多かったです。

ちょっと前振りが長かったですね。では、正しい道を進みましょう。
枠の中のアルファベットが何らかの法則で並び、それぞれが数字に対応している。
その法則は何なのか。アルファベットが意味する何かの順番を示しています。
何かの頭文字なんですが、思いつきますか?「T」あたりどうでしょうか?
ここで「東京」の「T」?と考えた方は鋭いっ。そう、地名の頭文字です。
では、ほかのものはどこの都市名なんでしょうか?

有名な「L」の都市と言えば、そう「London・ロンドン」!
「L(ロンドン)」=12、そしてその2つあとが「T(東京)」…もう鋭い方はおわかりですね。
少し前に行われたアレです…五つの輪がシンボルの「オ・リ・ン・ピ・ッ・ク
枠の中のアルファベットは夏季近代オリンピックの開催地と開催順を、
数字は開催年(西暦の下二桁)を示していたんですね。
というわけで、都市の名前と数字を判明させましょう。

枠の中の法則が判明

これがわかれば、あとは計算をするだけ。
条件通り、計算した答えを五十音に置き換えればいいというわけです。
実際に計算をすると…

計算しよう

ふたつの文字【】【】が出てきました、でもどちらが先かはわかりません。
そこで最後に「呪文のかけら」を作るための条件がマスの上の「>」。
これも深く考える必要はありません。数字の大きいほうを左にすればいいだけです。

呪文のかけら判明

というわけで、このナゾの「呪文のかけら」は【ンシ】でした。

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