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「怪盗ディモンシェと時ノ旅ビト・解答編」 第壱ノ時ノ停車場

早々に取りかかろうとした時、アナウンスを告げるチャイムが鳴った。
「まもなく、第壱ノ時ノ停車場に到着いたします…」
そうアナウンスが流れると、機関車が大きく汽笛を鳴らした。
そしてブレーキがかかり、徐々にではあるがスローダウンしてゆく。

いつの間にかあの草原の風景はなく、また白く霞がかっていた。
スピードが落ちるのにあわせるように、その白い霧が薄くなり、
停車した頃には、その周りの風景はハッキリしたものになっていた。

第壱ノ時ノ停車場
(※ 著作関係がある場合がありますので HP上ではモザイクが入っております)

ここはどこだろう…。見たことがあるかもしれない。
神秘的な朝靄の中に、両手を真横に広げた石像がそびえている。
すると、いつのまにか何処から現れたのか、駅看板が立っていた。

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